アルミニウム合金鋸刃はアルミニウム合金系材料の切断に特化した合金鋸刃であり、木工鋸刃は木材系材料の切断に特化したものであり、両者が切断した材料が異なるため、両者には大きな違いがあることが決定された。

アルミニウム合金鋸刃は梯子平歯型を多用し、前角は通常6 ~ 10度、歯数は60 ~ 120歯が多い。アルミニウム合金鋸刃はさらに薄肉アルミニウム材類と中実厚肉アルミニウム材類の2種類に分けられ、薄肉型材鋸刃は通常100歯または120歯を使用するが、実心材切断は60歯を常用する。歯数が少ないため、屑排出性能がよく、鋸刃を燃やすことはない。

木工鋸は電子鋸鋸刃、押台鋸刃、ベニヤ板鋸刃、トリマ鋸刃、多刃鋸刃など多くの種類があり、歯型は基本的に左右の歯、左右の平歯、もちろん左右の平、三左一右、三右一左などの歯型もあり、前角が大きく、通常15度であるため、木質繊維を切断する際に鋭利である。